电影介绍
『をどり念仏』とは、時宗の開祖、一遍上人によってはじめられた民俗芸能であり、鎌倉時代には、日本全国で人々がこの踊りに興じたと言われるものです。
その後、この踊りは、能・歌舞伎・日本舞踊・盆踊りなど、日本の様々な文化、芸術に深い影響を与えることとなります。
この映画は、『をどり念仏』発祥の地と言われ、700年にわたってこの踊りを守り伝えてきた、信州佐久・跡部村での保存会の人々による踊りを記録したものです。そして、『をどり念仏』を守り伝えてきた村人たちの暮らしにも目を注ぐことにより、祈り、生と死、心の平安等にも触れられる内容とし、日本及び日本人の心の在りかを探ってみました。
一言で言えば、この映画は、文化財の記録を通じて「心」をドキュメントする映画です。